箱根温泉旅行〜ロマンスカー篇〜2006年06月23日 00:00

今日から一泊二日で箱根の塔ノ沢温泉にいきます。 昨年10月のバリ島旅行以来約八ヶ月ぶりの旅行です。 行きは小田急ロマンスカーのVSEに乗りました。 この列車は車内でなんと生ビールが飲めるのです! お酒大好き夫婦としては見逃せない特典ですので迷わず予約しました。 車内は明るく、席もゆったりめでかなりイイです。 キャビンアテンダントのお姉さんがお弁当と生ビールを席まで運んできてくれます。 この列車はいわゆるワゴン販売ではなくお姉さんにメニューを見て頼むか、ビュッフェで頼んで席まで運んでもらう方式なのです。 お弁当は鰺寿司にしました。 30食限定なのでハラハラしましたが無事購入。 これ、かなり美味しいのです。 小さいですが本わさびが付いていて手でおろすのも楽しいです。 お弁当と生ビールを堪能した後はプレミアムコーヒーで一息。 紙コップではなく器でサービスしてくれるのもいいです。 コーヒーを飲み終わると箱根湯元に到着です!

箱根温泉旅行〜観光篇〜2006年06月23日 00:00

お宿にチェックインするまえに塔ノ沢温泉の阿弥陀寺に行くことにしました。 あじさい列車に乗りたかったのですが、今年は色付きが遅れていて見頃を迎えているのが湯元周辺と言うことなので。 阿弥陀寺は別名あじさい寺と呼ばれていて、皇女和宮を御祀りしているお寺でもあります。 お寺まで約20分ということで山道を登り始めました。 ベゴニア園の脇を通り抜けると観光地とは思えない様な山道が見えてきます。 階段は石を積んだだけ、落葉が降り積もり、かなり足下が危ない中をひたすら登ります。 傾斜もかなりキツく薄暗い森の中をひたすら登ります。 観光ではなく登山か修行のようです! 虫にたかられつつ登りきるとお寺がやっと見えてきました…。 靄がかかったお寺とあじさいは本当にきれいで登ったかいがありました。 ただ、観光ずれしていないのかお寺の関係者の人もお守り関係を販売している所もなくて勝手に見て勝手に帰ると言う感じです。 私たちの後からも何組か観光客の人が登ってきましたが皆さん一様に「こんな筈じゃぁ…」という顔でした。 当然下りもかなりきつく足が笑いました。

箱根温泉旅行〜お宿篇〜2006年06月23日 00:00

今回のお宿は福住楼です。 何年か前のロマンスカーのCMでも使われたクラシックな旅館です。 福沢諭吉、阪東妻三郎などの著名人の常宿でもあった宿です。 私たちは桜四という早川沿いの竹天井の素敵なお部屋に宿泊しました。 川の流れる音が響き、窓の外には新緑と川面だけがみえる落ち着いた雰囲気です。 六畳の次の間、十畳の座敷、四畳半の支度部屋とう二人には勿体ない広さでした。 金曜日だったせいか他のお客さんも少なく名物大丸風呂も一人でゆったり入れました。 こちらのお宿はお食事もとても美味しかったです! 会席料理なんですが部屋だしなのに一つ一つ仲居さんが運んできてくれるのです。 タイミングもよく、温かいお料理のお皿はちゃんと温めてあるのです! なかなか出来ることではありません。 食後のんびりしていると仲居さんがお布団を敷きにやってきて窓の外に蛍が見えるのを教えてくれました。 部屋の明かりを消して対岸に目を凝らすと…見えます! 小さな光が幾つも点滅しながら飛んで行きます。 自然の状態の蛍を見たのは初めてだったので感激しました。

すべてのもてなしが丁度良く、またお世話になりたいと思わせるお宿でした。